カバ桜は、カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹で、北半球の亜寒帯から温帯にかけて広く分布しています。日本では、北海道を中心に本州北中部に自生しており、カバの木の清々しく気品があふれる風格から「北海道の広葉樹の女王」と称されています。多くの光を必要とする陽樹ですので、明るい森林に育つ木です。

耐摩耗性があり衝撃吸収性もあるので、学校や体育館、ダンススタジオなどで使われている木材です。また、無垢材は経年変化がつきものですが、カバ桜は他の樹種と比べると、年数を経ても色がかわりにくく、比較的当初の色が持続する傾向があります。

木の中心（芯材）に近い方が淡い紅色をした褐色で、外側は黄白色なので境目は明瞭です。しかし、優しい木目が主張しすぎないので、柔らかな雰囲気を演出します。カバ桜の特徴である、綿密で上品な艶のある木肌は、滑らかで、ずっと触れていたい心地よさがあります。

カバ桜　UNI　Cｸﾞﾚｰﾄﾞ　15×130×1820mm
春風ウクレレ色



フローリング材の質感と風合いを損なわない春風ウクレレ色は、どのようなインテリアのテイストにも馴染みます。